2021/04/03
前職はいわゆるヘーベル屋さんでした。この仕事の一番大事なアングルの取り付けは溶接技術とピッチをいかに早くやるかです。然し使用材料によって電流の強さと溶棒の太さは決まってきます。メーカーによるピッチ間隔は決まってます、真面目にやれば時間掛かります、結局どのへんで折り合いをつけるかで作業のスピードは決まります。自分でやった仕事で今この地震の多い時期に不安になる現場は有りません。壊れたら其れはもう工法の限度を超えて力が掛かったと言うことです。
今のグラウト工事でも色んなやり直しの現場を頼まれました、困った時のコーワ工事か?(笑)結局値段だけで決めているからです。勿論営業の上手い下手も有りますが?勿論人と人との繋がりは大事ですけど。
私は小心者ですから責任施工という文字を見ると手抜きは出来ません。
色んな特許工法の(勿論グラウト工事での)見学、受講を受けましたが感銘を受けた事は無かったです。こんな業者がやっていて大丈夫?(笑)勉強になりません。此れが専門業者?息子と笑いながら観てました。
然しながら此れが現実です。其れは国家試験が無いことも一因かも知れません。其れと材料の素晴らしさにあると思います。許容範囲が広いですから。ある時スーパーゼネコンの夜間工事でJ14ro-to 試験で規定値に収まりませんでした、監督さんは怒りだし何故出ないんだ?真面目やってるからインチキは出来ません、そんな材料もあります。でも4週では多分強度は出ると思います。
其れほどメーカーは良いものを作ってます。所謂オーバークオリティですね。
駆け引きで専門業者を決めないで話を煮詰めたら如何でしょうか。良い監督さんなら其れなりの協力は出来ます。信頼の上でのやり取りなら大歓迎です。私単細胞ですから(笑)