事業内容「有限会社コーワ工事」東京・関東エリアのグラウト工事

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グラウト工事とは

グラウト工事とは

グラウト工事(無収縮モルタル注入工事)とは、RC構造物などにおける、耐震補強工事のひとつです。元々のコンクリート部分と補強部分の隙間を接合するために行います。材料には、無収縮モルタルを使用します。

グラウト材料の選定について

有限会社コーワ工事はここ10年以上、同じメーカー様の同じブランドのグラウト材(太平洋マテリアル株式会社製「プレユーロックスM」)を使用しています。1番の理由は安定性にあります。J14ロート試験に際して、水量がその都度変わるのでは安心してテストができません。夏は冷水機で水を冷やし20℃程度まで調整し、冬は温水器で温めて25℃程度にすれば、大体5℃から35℃以内の練り上がりに収まります。すると、水量はほとんど変わらずにJ14ロート試験ができます。

太平洋マテリアル株式会社製「プレユーロックスM」は私が知る中で1番安定しているグラウト材であり、打設時の締り具合も絶妙です。また、潰しの強度も安定して出せます。

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寒冷期の温度確保について

寒冷期の温度確保について

冬場(気温および水温の低い時期)に於いての無収縮モルタルの打設は、練温が上がりづらく難しいと言われています。
 練温が低いと、下記のような状況に陥ります。

  • 流動性に欠ける。
  • グラウトに含まれる薬品の反応がおかしくなる。
  • 締まりが遅くなるため次のステップに進みにくい。

ここで1番大事なのは、Jロート時の状態(水温、水量)を維持できるかどうか、です。有限会社コーワ工事では、水温を上げるための対策として、温調付投げ込みヒーターを300リットル水タンクに投入して使用しております。

  • 200V/3相/3kw
  • 200V/単相/1.5kw
  • 100V/単相/1.5w×2

=計7.5kw

他の機器と電力の兼ね合いやスペースの問題も有りますが、約1時間半~2時間かけて温めてから作業をします。ブレスの場合は元請様にジェットヒーターを用意していただき、下部を温めて締まりを促進する場合も有ります。そのため、冬季の気温や水温が2~3℃程度の状態でも、練温を14℃程度を確保して作業を進められるのです。

体育館・講堂・RC柱などの貫通孔ボルト回りの注入工法

体育館・講堂・RC柱などの貫通孔ボルト回りの注入工法

一般的には、体育館・講堂・RC柱などの貫通孔ボルト回りにはエポの注入が多いですが、付着強度の問題がクリアーできれば、セメントミルクの方が工期、位置の正確性で圧倒的に優れています。

エポの場合、ボルトの芯出し、ボルトの頭出し寸法を正確に出すのが難しく、どうしても工期の問題が発生してしまいます。しかし、型枠を使用してのミルク注入でしたら、工期の大幅な短縮が可能です。ボルト位置の寸法調査が必要無くなり、注入が終わり次第プレートの取り付けに入れます。ただし、墨出し、コア削孔の正確性が求められます。

工事後の点検も重要です

工事後の点検も重要です

注入工事の最後にエア抜きホースを結束して圧を掛けますが、圧のかけ方については明確な基準がないため、それぞれの業者が経験に従って作業をしているのが実情です。圧力計の数字を基準としても、ホースの長さ、内径の違いで環境は変わってくるため、人間の勘で「この程度の圧だから大丈夫だろう」とされているのです。結局は、型枠をバラして確認するのですが、ここで空隙が発生するなどのトラブルがあっては大変です。

工事後の点検も重要です

もしトラブルがあった場合には、また型枠を組み直して注入しないといけません。高さが30mmに満たなかったり、奥行が無い場合には、ミルクかエポを使用します。しかし、追加で使用する材料の申請を役所に提出してないため、工期の遅れが生じてしまう問題が発生するのです。

当社が施工したグラウト工事では、空隙などのトラブルやミスが発生することなく、ここまで施工できております。今までのグラウト工事で培った職人たちの経験、たしかな技術力、があることの保証と言えるのではないでしょうか?

型枠工事も承ります

型枠工事も承ります

信頼できる技能と人柄の大工さん、鉄筋屋さん、そしてアンカー屋さんと一緒に、耐震工事の流れをスムーズにできる体制が整っております。東京都・神奈川県・埼玉県・群馬県・茨城県など、関東一円の工事を承りますので、お問い合わせをお待ちしております。

グラウト工事の型枠工事のみのご相談に乗りますし、アンカー工事、鉄筋工事、耐震RC壁の型枠も可能です。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

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